発熱がある方は受診を延期して頂きますようお願いいたします。 |
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発熱、風邪症状のある方の受診はお控えください。 |
待合室でのマスク着用、咳エチケットにご協力ください。 |
ご来院、お帰りの際には手指消毒をお願いいたします。(エタノール含有消毒薬を設置しています。アルコールにアレルギーのある方は受付に申告してください。) |
待合室の雑誌はしばらく撤去しております。ご了承ください。 |
待合室の3蜜を避けるため予約時間通りに来院してください。 |
待合室、診察室の換気 |
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スタッフの検温、頻繁な手洗いと手指消毒 |
ドアノブ、椅子、診察台などの清拭、消毒 |
筆記用具、釣り銭トレーなどの紫外線滅菌、清拭、消毒 |
スタッフのマスク、使い捨て手袋、ゴーグル、フェイスシールドの着用 |
スタンダードプリコーションの徹底(下記に詳細を記載) |
日本歯科医師会提唱「新たな感染症を踏まえた歯科診療ガイドライン」[第2版](令和3年11月8日発行)の遵守 |
「院内感染」とは医療施設において患者が原疾患とは別に新たに罹患した感染症、医療従事者等が医療施設内において感染した感染症の事です。院内感染は、人から人へ直接、また医療器具などを媒介として発生します。このため院内感染防止対策は医療施設全体として対策を取り組む必要があります。
院内感染は今や社会問題として取り上げられていますが、特に歯科診療は、治療に多くの道具を使用するすることから、極めて厳密に対策を行う必要があります。ともすれば大変多くの経費を投資しなければなりませんが、当クリニックでは、医療施設として、最も基本的で重要な事と考え取り組んでいます。
患者さんに直接触れる道具はすべて滅菌済みの器具です。
高圧蒸気滅菌できない素材のものは、すべてディスポーザブル(使い捨て)の滅菌済みの器具を利用しています。
親知らずは、不自然な方向や位置に生えていたりすることが多いために、場合によっては抜歯する必要がある歯牙です。
┃親知らずの抜歯が必要な理由
・親知らずの周囲の歯肉や骨に炎症を起こしやすいから。
・親知らずのために、その前の歯牙が障害を受ける可能性があるから。
・親知らずが歯並びを悪くしたり、矯正治療の障害になる場合があるから。
・親知らずが原因で、他の部位の歯科治療がうまくいかない場合があるから。
┃下アゴのまっすぐ生えていない親知らずの抜歯方法 (例)
2)歯牙の頭の部分をカットし、まず頭の部分を取り除きます。
3)歯の根の部分を取り除きます。
4)切開したところを糸で縫います。
┃上アゴの骨に埋まっている親知らずの抜歯方法 (例)
2)歯を抜く道具で歯を脱臼させて抜歯します。
3)切開したところを糸で縫います。
当院では、親知らずの抜歯の方法や注意点などを記載した、詳細な説明パンフレットを用意しております。
口の中にもできものが出来たり、細菌が原因で化膿する病気があります。症状によっては簡単な手術が必要です。
多くの手術がありますが、代表的な手術を紹介いたします。
┃歯根尖切除術
細菌が原因で、歯牙の根の先端に膿みの袋ができることがあります。小さなものは歯の神経が入っていた場所の掃除でなおりますが、大きなものはその治療ではなおらないことがあります。かなり大きな膿みの袋があるときは抜歯が必要となりますが、そうでもないときは、歯の根の一部と膿みの袋を摘出するだけで歯を抜かずに治療できる場合があります。
┃口唇の水泡(粘液嚢胞)の摘出
唇に唾液がたまって水泡ができる場合があります。放っておいても自然に破裂して治癒する場合がありますが、大きくなる場合もあります。嚢胞と周囲の小唾液腺を摘出する必要があります。
┃良性腫瘍の切除
歯肉や舌、口唇に小さいできものができる場合があります。悪性腫瘍を疑う場合は大学病院などに紹介させていただきますが、良性腫瘍と思われる腫瘍は切除いたします。もちろんとった組織は顕微鏡で検査し、診断をつけます。
顎関節症とはアゴの関節、アゴを動かす筋肉の痛み、雑音、口が開かない、アゴの動きがおかしいといった症状を言います。
症状により5つの症型に分けられており、それぞれの症状に合わせて治療方法を選択して治療を行っていきます。
多くの場合は、カウンセリング、マッサージ、開口訓練、薬物療法、スプリント療法(スポーツ選手が使うようなマウスピースに似たような装置を使う治療)などで改善が可能ですが、手術をしなければ改善しない場合もあります。
失ってしまった歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製し、かみ合わせを回復する治療です。
現在インプラント治療は多くの医療機関で、さまざまなシステム、方法で行われています。当院では、最新の治療方法を導入しつつも、流行に流されず、可能な限り安全性が確立している方法、システムを使用し、長期間使い続けられるインプラント治療を目指しています。
┃インプラント治療の流れ
1)診査:インプラント治療に必要な診査を行いインプラント治療が可能かどうか、どのようなインプラント治療が適切かを診査します。
2)組織再生手術:顎の骨の状態によっては、インプラント体を埋入するために、組織再生手術を行う場合があります。
3)インプラント体の埋め込み手術:顎の骨にインプラント体を埋入する手術を行います。
4)治癒期間:インプラントが顎の骨にしっかり生着するまでの治療期間を数ヶ月間設けます。(その間は仮の歯で過ごしていただきます)
5)インプラント体とかぶせものを連結する装置の装着:生着したインプラント体にかぶせものを連結するための簡単な手術を行います。(治療の方法によってはこの手術が必要のない場合もあります)
7)被せものの装着:仮歯の調子がよければ本物の被せものを装着します。
8)メンテナンス:インプラントとが長持ちをするように定期的な経過観察、清掃を行います。
虫歯は、細菌と炭水化物の存在からできる酸によって、歯が崩壊していく病気です。虫歯が小さいときは、傷んだ歯を削って、樹脂を埋めたり、金属の詰め物、かぶせものをいれて治療をします。
虫歯が大きくなると、歯を削るだけではすまず、歯の中にある神経を抜いて治療する必要があります。歯の神経を抜くと、治療が長くかかったり、歯の寿命が短くなる場合がありますので、そうなる前に治療を行うのが理想です。
院内で発行しているリーフレット、「かいはら歯科クリニック治療ガイド」にて、いろいろな治療法について、わかりやすく説明した情報を提供しています
歯周病は、歯を支える骨や、歯肉に炎症を起こす病気です。歯周病というより「歯槽膿漏」という言葉の方がなじみが深いかもしれませんが、この言葉は歯周炎がおこす一つの症状です。日本人が歯牙をなくす最も多い原因は、実は虫歯ではなく、歯周病です。歯周病の患者数は20代後半より増え始め、30代になると8割の人がかかっているといわれています。そんなに?と思われるかもしれません。これが歯周病の怖いところで、気づかないうちに進行していくことが多いのです。
┃歯周病治療の流れ
レントゲン撮影:レントゲンで歯を支えている骨の評価を行います。
歯周検査:歯肉の状態や、歯磨きの磨き残しなどをチェックします。
ブラッシング指導:歯磨きの適切な方法を理解、実践していただきます。
歯石の除去:歯についた歯石や歯垢を機械的に除去していきます。
メンテナンス:状態が落ち着けば定期的なチェックを行っていきます。
上記の治療が最も基本的な治療の流れです。このような治療をコツコツ続けることにより歯周病を改善していきます。しかしながら歯周病が重度の場合は、外科的な処置、歯牙の固定などが必要になる場合があります。
院内で発行しているリーフレット、「かいはら歯科クリニック治療ガイド」にて、わかりやすく説明した情報を提供しています。
虫歯は歯を削らないと直りません。歯周病は、治療によって症状は改善しますが、完全に元の状態には治りにくい病気です。定期的に口の中をチェックするために検診を受けられることをおすすめします。
院内で発行しているリーフレット、「かいはら歯科クリニック治療ガイド」にて、ブラッシング方法や、その他の清掃方法ついて、わかりやすく説明した情報を提供しています。
子供の歯は生え替わるからと言って虫歯を放っておくと、歯ぐきが腫れてきたり、大人の歯が悪くなったり歯並びが悪くなることがあります。
また、上の前歯の間や舌の裏側にスジのような組織(上唇小帯、舌小帯)がありますが、この組織の付着している位置によっては、歯並びが悪くなったり、発音が悪くなったりすることがあります。そのような場合は組織を形成する必要があります。
高齢になると、お体が不自由になってきたり、持病を抱えることが増えます。車いすでの通院はもちろん、出来る限り安全に治療が出来るように配慮しています。
また、高齢でなくても持病をお持ちの方も多いとおもいます。病院の歯科で治療することが推奨されることも多いのですが、当院で治療が可能と診断した場合は、通院中の医科の先生と密に連絡を取りながらできるだけ当院で治療を行いたいと思っています。
万一の場合に備えてAED(自動体外式除細動器)を常備しています。
*初診の方は、服用中のお薬や、現在治療中のご病気をもれなくお伝えください。
院内で発行しているリーフレット、「かいはら歯科クリニックニュース」にて、全身疾患と口腔内の疾患との関係について、わかりやすく説明した情報を提供しています。